小説「民王」

小説「民王」

2010年5月25日にポプラ社より刊行された池井戸潤による政治小説。2013年6月7日に文藝春秋より文庫版が刊行された。

内閣総理大臣で民政党代表の武藤泰山と、息子で勉強が苦手なヤンキー系大学生の武藤翔の人格がある日突然入れ替わってしまい、様々なトラブルが巻き起こる。

2015年7月24日よりテレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送された連続テレビドラマ「民王」の原作にあたる。

あらすじ

夢かうつつか、新手のテロか? 総理と息子の非常事態が発生――。
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。
総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!? 謎が謎をよぶ、痛快政治エンタメ!

インタビュー・書評

内閣総理大臣の誤読が報じられるたび、どうしてそんなことが起きるのか不思議でなりませんでした。2009年当時のことです。1億2000万人も国民がいるのに、なんでそのリーダーが漢字を読み間違えるのか――。

ところがあるとき、私は唐突に、その理由がわかってしまったのです。いまでもよく覚えています。当時仕事場のあった渋谷某所の歩道橋を渡っていたとき、それは天啓のように閃いたのでした。

自著を語る 池井戸潤「私が『民王』を書いたわけ」 – 本の話WEB

児童書を出版してきたポプラ社より発売されたせいか、ラノベのような取っ付きやすさと爽快感に満ちた作品。

こんな設定あり? 池井戸潤のハチャメチャ政治コメディが電子化 – ダ・ヴィンチNEWS

登場人物

武藤 泰山 – 内閣総理大臣 / 民政党代表
武藤 翔 – 泰山の息子 / 京成大学に在学 / 就職活動中
狩屋 孝司 – 内閣官房長官 泰山の側近中の側近
鶴田 洋輔 – 経済産業大臣
鶴田 航 – 洋輔の息子 / 京成大学に在学
真田 武彦 – 防衛大臣
蔵本 志郎 – 野党第1党 / 憲民党党首
冬島 一光 – 野党第2党 / 共和党党首。
南 真衣 – 翔の同級生 / 京成大学に在学 / 学生起業家
村野 エリカ – 翔の同級生 / 志郎の娘。